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ブランド要素と体系

ブランド要素とは、パッと見てわかるもの。

 

例:ロゴ、キャラクター、スローガン  等

 

視覚的や言語的なモノです。

 

 

ブランド体系とは、企業内にある複数のブランドの関係性を規定したもので、

階層構造が存在するという。

 

複数あるようですが、今回は下記の4つの階層を見ていきましょう。

 

①企業ブランド(コーポレートブランド)  例:トヨタ、ソニー

 

②事業ブランド  例:au、MUJI、すき家

 

③ファミリーブランド(カテゴリーブランド) 例:ラックス、カローラ

 

④製品ブランド(個別ブランド) 例:iPhone、スーパードライ、カップヌードル

 

※上記の例は、広報・PR概説 ブランドの諸概念より引用

 

 

又、欧米と日本ではブランド階層のドコに重点を置くかは、違いが見られるようです。

 

欧米では製品ブランド、日本では企業ブランドが特に重点が置かれている傾向にあるようです。

 

「ブランド力向上!」

 

には、企業ブランドを上げることが日本では有効という見解となりますが、

どんな事業をしていて、どんな製品を販売しているかがわからないと覚えてもらえませんよね(^^;;

 

「アサヒスーパードライ」 や 「キリン一番搾り」 (なぜか酒ばかりw)

 

等は、企業ブランド と 製品ブランド を掛け合わせた体系戦略と言えます(^^

 

 

各企業においてブランド戦略大切です。

 

このテーマとは少し離れますが、

地域ブランドの例としては、各ご当地キャラクター(ゆるキャラ)等も

大きく貢献しています。

 

このブランド戦略を理解していれば、

キャラクター戦略に力を入れるのは無駄といった考えではなく、

子供達始め、多くの人に好かれ、認知度を柔らかく周知できるキャラクター戦略は

是非、力を入れて取り入れていただきたいと思っています。

 

現在、弊社では、滋賀県の草津市公認マスコットキャラクターたび丸と、

栗東市マスコットキャラクターくりちゃんのPR活動業務をお手伝いさせていただいておりますが、

街のシンボルであり、市外、県外にもPRが可能な有効な手段であると考えています。

 

筆者:株式会社メディアエージェンシー 代表取締役  中桐 龍治

 

参考文献:広報・PR概説