well-being
well-beingは直訳すると「幸福」、「健康」という意味があり
その定義においてよく引用されるのが、世界保健機関(WHO)憲章の前文の一節です。
“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
(健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも
そして、社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。)日本WHO協会仮訳
意味合いとしては、これからの時代・社会における新しい幸せの形としてよく用いられているが、ウェルビーイングは短期的・瞬間的な幸せを意味する「happiness」、「joy」と異なり、人生にわたる長期的、持続的な幸せの実現を意味します。
広報・マスコミハンドブックより
最近、注目されている理由として、価値観の変化や、働き方改革などがあります。
価値観の変化として「モノ」から「心の豊かさ」へと価値観が変化してきたことが考えられています。
価値観の変化
ダイバーシティという言葉をよく耳にするように、価値観は加速度的に多様化しています。
現在、日本でも性別や国籍、文化など、さまざまな背景を持つ人がともに仕事をするようになっています。
このようなことから、企業経営においては、従業員の多様性を尊重することの重要性が高まっており
多様性を尊重することで、さまざまなビジネスアイデアが生まれたり
コミュニケーションが活発になったりする側面が大いにあることから、価値観の多様化という点で注目を集めています。
働き方について
昨今の人材採用は競争が激しくなり、マーケティング戦略を明確にすることの重要さが増しています。
テレワークや副業が可能であるなど、魅力的な労働環境を整備することは、優秀な人材を確保することにもつながり、ビジネスにおいてもwill-beingは重要視されるようになっています。
最近よく耳にするwill-beingについて記載しましたが、価値観の変化は敏感になる必要があると感じました。
現在、テレビ離れや新聞離れがよく耳にする中で、いかに多くの人へ情報を届けることができるか。
若い世代は生活のどこを重要視しているのか、どこに時間を使っているのか。
この変化を知り、柔軟に対応することで、今の時代にあった広告や、広報の役割を発揮できるのではないかと感じました。
メディアエージェンシー 正岡