経営理念


 

自分がちょっと損するぐらいがちょうどいい」の精神を

 

自分と相手との関係性は、フィフティフィフティ(五分五分)が良いでしょうか。

自分は対等だと思っていても相手はそう思わない事ってよくありますよね。

ビジネスにおいても、高飛車になるのも嫌だし媚びへつらうのも嫌だ。

その場合、やはり五分五分の関係が理想とされます。

しかし、実際には双方の考え方や感じ方が一緒ではないので、誤差が生じ、

完璧な五分五分の関係というものは実際には少ないのではないでしょうか。

そこで、自分がちょっと損をしてみましょう。

 

例えば、

・時間より早く到着する

・割り勘じゃなくてちょっとだけ多めに支払ってみる。

・ここまでのサービスを求めてるんじゃないかなという予測のちょっとだけ多めにサービスしてみる。

・メールやLINEを即、返信する(恐らく、自分はちょっと労力や気を使いますが、相手が連絡をくれたその瞬間こそ、相手が返信が欲しいタイミングではないでしょうか。)

 

「損」というと悪いイメージがありますが、

「謙虚」「相手を立てる」に置きかえて考えるのも良いでしょう。

この人といたら自分は得するな」と思ってもらうには、「自分がちょっと損をする」という感覚が必要です。

 

win-winの関係がベスト!と良く聞きますが、

そこに至るまでには、どちらか一方の調整能力により、相手を立てたり、譲ったりしながら、最終的にwin-winになっている事も多くあります。「相手が得する」は他人事ですが、「自分が損する」は自分事です。

他人事より自分事として考えることが、納得して行動に移す事が出来る原動力となります。

自分の為にやった事が相手の為になれば自然と継続的な良い人間関係に発展します。

 

そして、思いっきり自分に損をさせても、自分が疲れてしまいます。

よって、「ちょっと」だけでいいんです。

「自分がちょっと損してるかなぁ」ぐらいが、相手に「五分五分かなぁ」と思ってもらえるちょうど良い付き合い方と言っても過言ではないでしょう。

 

以上を踏まえると、「相手に得させるぐらいがちょうどいいの精神を」ではなく、「自分が損するぐらいがちょうどいいの精神を」となる事がご理解いだけるかと思います。この精神に賛同いただける方々と共にメディアエージェンシーを盛り上げていきたいと思います。